明治期に創立され100年以上の長い歴史を有する鶴岡南高校と鶴岡北高校は、統合により令和6年4月に庄内で初の中高一貫校、致道館中学校・高等学校としてスタートを切りました。令和7年3月には致道館高校の第1期の卒業生が巣立っています。
これに合わせる形で、本校の同窓会も令和6年に鶴翔同窓会(南高)と如松同窓会(北高)は各々解散し、同年から致道館高校同窓会として新たな活動を開始しています。
こうした本校の変化を踏まえ、東京鶴翔同窓会と東京如松会の両同窓会も、統合に向けて約2年間の様々な話合いを経て、令和8年4月から東京致道館同窓会としてスタートすることになりました。
記録を辿りますと、北と南の東京同窓会はそれぞれ興味深いスタートや活動の歴史を有しております。
如松同窓会東京支部の設立は、昭和28年(1953年)6月で、73年の歴史を有しています。鶴岡の母校の大火を契機にその復興支援のために、当時の校長の呼びかけで支部が結成されたようです。活動も総会・懇親会のみならず旅行会、セミナー、結婚相談室など多岐にわたる形で続けられてきました。本部の育英資金への協力もその一つです。
東京鶴翔同窓会は、昭和46年10月に創立されました。当初から支部ではなく東京同窓会としてスタートしています。初代会長の田倉八郎氏は戦後2年間のシベリア抑留から帰国された稀有な人生を歩んだ方で、何人かの有志と数年間の準備を重ね、設立にこぎつけました。東京鶴翔同窓会は、毎年実行委員会方式で総会・親睦会を開催すると共に、時代を反映したテーマを決めて特色ある会報を発行してきています。
2つの東京同窓会は昭和53年を皮切りに、5年ごとに合同の同窓会を開催していました。合計600人参加という記録もあります。ちなみに、高校の歴史も昭和25年から27年までの2年間は、両校が統合され男女共学の鶴岡高等学校でした。
この度、東京致道館同窓会として新たな活動を開始するに際しては、2つの旧同窓会の多彩な会員・人材の知恵や経験を活かしつつ、また、若い世代の発想や行動力をも取り込んで、親睦交流を高めるとともに、母校の発展、郷里の繁栄という所期の役割発揮に寄与できるよう取り組んでいきたいと考えております。
どうか、会員の皆様のご協力、ご支援をお願いいたします。
梅津準士 南高校昭和45年卒(南70S45)
令和8年4月1日